●定価販売とマラケシュ
本日20日ぶりくらいにフナ広場方面にお出かけ。
タクシーでもほんの5、6分な所なのに、結局そうそう滅多に出かけるものではありません。
私の地元は横浜ですが、中華街で食事をした事なんて、人生30ン年で10回もないくらいですから、フナ広場に20日くらい出かけなくてもきっと普通でしょう(笑)
さて、ところが久しぶりにメディナを歩くと、何かいつもと様子が違うのです。
おや??
なぜか商品に定価がある店が増えている。
いや、増えている、じゃなくて、これはもはや「どの店も」というレベルでは?!
おかしいと思って友達の店員さんに、「ついにモロッコ人も値段交渉めんどくさくなったの?!」と聞くと、「違うよ〜。役人がさ、定価を書けって言うから書く事になったんだよ」とのこと。
日本帰国前にはそんなことはなかったので聞いてみると、やはりこの2週間とか20日くらいの間の出来事とか。
もっとも、定価があって便利になったかというと、モノの値段はだいたい頭に入っていたはずの私には逆効果。目の前にある価格に惑わされてしまって、一体それをいくらで買っていたのかなかなか思い出せないのです…。
雑貨屋さんたちとちがって、20日一度くらいしかメディナに登場しないし、そう滅多に買い物もしないので当然といえば当然なのですが。
それにしてもその定価のフダを見ていると、そのお店の傾向が一目瞭然。
実直な商売をしている店もあれば、高めの販売をしている店も。
けれどもこうして強制的に定価を表示する事になったら、お互いの店がその札をチェックしあって安くなったり…は、しないんだろうなぁ。モロッコの場合。
むしろ談合なんてしなくても、みんな申し合わせたように同じ値段にするのがモロッコ式だとふんでます(笑)
そして私はといえば、「ちょっと欲しかったかも」と思っていたモノの定価が予想以上に高く、そこから値段交渉をする元気さえなくなってしまったので、少なくとも一時的には、販売量が落ちるのではないかな?と思ってみたりしています。
そしてその販売量が落ちたのを見て、あるいはモロッコ人のオバちゃんたちに「なめてんのか?!」と怒られたあげくに、だんだん値札の数字を下げる事で対応していく事になるんでしょうか。
それとも、値段の目安さえ思いつかないツーリストの助けになって、逆に販売量は上がるんでしょうか?
さて、この官製定価販売計画、どちらに転ぶのか。
今後ちょっと楽しみです。



