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2006年04月13日

●足下に転がる宝たち?!

マラケシュやフェズのメディナといった、エキゾチックな町並みが話題になることの多いモロッコですが、実はこの他にも雄大な自然や砂漠はもちろん、化石や隕石といったミネラル系の話題にもとても恵まれているんです。
ヒソカに石ころとか化石が大好きな管理人ですが、今日ネットで見かけた隕石系のニュースを見ていて、面白いサイトを発見しました。
ホームページのリンク集にも、南部の特産物として有名な物の一つである三葉虫専門のサイトのリンクを入れていますが、このサイトもまたぜひそのうちにリンク依頼を入れないといけない!と思ってしまうくらい個人的にヒットしてしまいました。

そのサイトはこちらの「iStone」。
鉱物や隕石について、科学的な話だけでなく、マニアならでは、といった感のあるミニコラムがついていたりして、難しい事はよくわからない私にも大いに楽しめてしまいました。

ヤフーのオークション等でもモロッコ産の化石はとても多く出品されている事から、一攫千金をたくらんでお土産に購入していく方もおられますが、そんな方に重要なのは、もちろんそれぞれの価値を正しく理解するための事前のお勉強!
この鉱物サイトにも、どういった隕石がどのくらいの価格で取引されているのかといった事も書いてあったりしてナルホド納得。どんなものがどんな理由で評価されるのかといった事を知るのはダマされないための第一歩としても重要ですね。
知識がある、ないというだけの事で、ただの石ころが、1グラム60万円にもなることがあるんですからあなどれません。間違って(笑)新種の三葉虫など掘り出した日には、何百万円もで、国外の博物館に引き取られて行く事もあるんだそうです。
知り合いの化石ハンターに一番うれしい時は?と聞いたら、「新種を発見した時。高く売れるのもうれしいけれども、何より新しいものを自分が見つけたという喜びに勝るものはないね」と語っていたのが忘れられません。
彼は特にどこかで勉強したわけではなく、ひたすら現場で海外の教授達と働きながら知識を増やして行ったそうなのですが、好きこそものの上手なれ、とはこのことだよなぁと、机に向かって勉強して、大学を出るという事だけが勉強ではないのだとしみじみ考えさせられます。

もっともそんな下ゴコロ以前に、宇宙から飛来した石やら、何十億年も前の化石やらが足下でゴロゴロしているモロッコの砂漠。ただ単に砂漠というだけでロマンをかきたてられますが、そんな宝物も眠っているとなると、ますますわくわくしてしまうのは私だけでしょうか。
砂漠で下ばかり向いて歩いている子連れの日本人がいたら、yama-sanですか?と、ぜひ声をかけてみてください(笑)風景を見るだけではなくて、親子そろって、あるいはひたすら趣味のためにハンマー片手に下を向きながら旅するモロッコというのはいかがでしょう?!

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