2007年07月18日

●映画『バベル』・会社の車が出演してました(笑)

日本でも大変話題になった『バベル』ですが、ようやく管理人も見る事ができました。
感想は…

…うーん。
…わかんない(笑)
ゲージュツ系の映画は苦手な管理人ですが、やっぱり分かりませんでした(苦笑)

けれども、映画を見た後、見た方のブログ等で感想が書かれているのを見て、ようやくこの映画の楽しみ方が分かったのです。それはズバリ、「語学ができない」事が前提の映画であるということ!

例えばモロッコのモロッコ人は、フランス語もスペイン語も英語も、もちろんアラビア語も分かってしまうので、日本語はともかく、劇中の人物がなんで困っているのか、そのココロがよく理解できません。
それはなぜなら、言葉が通じなくてもどかしい、という事が、モロッコ人の人生においてはあまり無いからという事に他なりません。(特にこういった映画を見るようなクラスの人においては、ね)

なので、言葉を越えて、気持ちよ、届け…!
…なーんてメッセージは、理解不能なわけです。
コミュニケーション大好きなので、言葉ができなくても、気持ちを伝える方法なんていくらでもあるじゃないか、自分の気持ちが伝わらないまま会話を終えるなんて、トンでもないにもほどがある…という感じな人々なので、気持ちが通じないなんていう事で悩むという事そのものが理解できないという、実に健全な社会なのでありました。

もっと分かりやすく言うと、この映画は、欧米等の先進国で、人間関係が希薄になっている事でどこか傷ついていて、ちょっとココロを病んでしまっている人にしか理解できない映画かもしれない、、と思った管理人。
伝わらないと、寸劇をしてでも言っている事の意味を伝えようと粘る管理人的にも、やっぱりちょっと理解できなかった映画でした。
むしろ、「まーた「イスラムの国でテロ」。モロッコで出会うといったらトラブルっていう、ステレオタイプな映画か〜?!」と思ってしまいましたね。

もう一度最初から見る元気はおそらくないのでがんばって最後まで見たのですが、途中でうちのダンナが飽きて眠ってしまう前に一言。

「あ。そういえば警察の車のうちの1台、バンは、うちの車だよ。」

コラコラコラ〜。
そういう事は、映画の事でもっと盛り上がってる時に、もっと早く言って下さい!
全くもって営業精神にはちょっと欠けている夫婦であります。

ついでに劇中で話題になるタザリンも、劇中で出てくるバスが打たれた谷も、管理人プレゼンツの砂漠ツアー、マラケシュ発着コースでお楽しみいただけまーす!(笑)

注)現実世界では、特に近年、狩猟用の猟銃の輸出入は管理が大変厳しいので、置き去りにするというような事はほぼ無理ですのでご安心下さい。また、お持ち込み予定の狩猟が趣味の方は、その書類の処理のために空港でものすごく時間がかかりますのでご注意下さい。

2006年04月08日

●『キリスト最後の誘惑』

ホームページの映画のページでもご紹介している映画『キリスト最後の誘惑』
信仰と歴史考証は別モノだと思っている私には、信心深い保守的な人々から上映反対運動も起きたこの映画、たしかに信仰者として見たら、侮辱もいいとこかもしれませんが、私にとっては、「なるほど!こう考えた方が自然だよな」と思えるイエスの生涯の描き方だったのです。

歴史の点と点をどのような線で結んで物語にしていくのか、という点においても優れた作品の一つだよな、と思っているのですが、この映画を興味深いものにしている物語の大きな構成要素は、「イエスとマグダラのマリアは夫婦として生活し、子供もいたかもしれない」という考え方と、もう一つ、「ユダはイエスを裏切ったのではなく、イエスに頼まれてしぶしぶ彼の居場所を通報した」という考え方なのです。

映画そのものは88年に作られた映画ですが、なんとこの2本柱、今話題の「ダビンチ・コード」にも通じるだけでなく、今度ナショナル・ジオグラフィックで発表される「ユダの福音書」といった、今かなり注目を集めている話題が既に盛り込まれている映画なんですね!

「ダビンチ・コード」については盗作裁判等もありましたが、このネタがある種の人たちにとって「こう考える事もできるはずだ」というネタであったのは、今に始まった事ではないのを見ると、裁判が却下になったのも納得。
今話題のネタが盛り込まれた映画でしかもオールモロッコロケのこの映画。
機会があったらぜひご覧下さい!