2008年05月26日

●アルガンの花

080526.jpg

美容に食用に注目される事の多いアルガン。
毎年夏が基本的にアルガンの実の収穫時期になるのですが、今年は特にアガディール地方の小雨の影響で、アルガンの不作が予想されているとのこと。
この不作+毎年高まるアルガンオイルの需要のために、アルガンの実の価格が高騰しているようなので、オイルの小ビンがその影響を受けるのも時間の問題なのかもしれません。

さて、そんなアルガンですが、いつぞやカサブランカに出かけた際に、アルガンのはちみつというのを試食した事があります。アルガンに花が咲いている所なんて見た事ないぞと思いつつ味わったそのはちみつは、はちみつにしては苦みのある、ずいぶんと色黒のはちみつでありました。

モロッコにはとてもいろいろな種類の花のはちみつがあるので実はそれだけでもちょっと面白いのですが、中学、高校時代を生物部の部長として過ごした管理人としては、気になるのはやはり、アルガンの花なんてどんな花?というところ。
アルガンの木の横はよく通り過ぎるのに、一度もそれを見た事が無いからです。

ところが先日、ぼんやりと木が黄色くなっているのが気になって車を止めてみると、なんとそれはアルガンの花ではありませんか!
実がずいぶんと大きいので大きな花を予想していたのですが、実際はキンモクセイのような感じの花が枝にぎっしりついており、あたりはどことなく梅の香りを少し苦めにしたような甘い香りが漂っていました。

こんなに小さな花からあんなに大きな実が成るなんて!
しかも、これだけたくさんの花が咲きながら、あれだけしか実を結ばないなんて。
マラケシュ近郊にも植林の計画のあるらしいアルガンですが、今度拾って来た実をがんばって育ててみようかな?と、チャレンジ気分満々。

…けれどもその前に、ひとまずはこの2年、新しい葉を1枚もつけなかったベランダのソテツちゃんが、ようやく新しい葉を生み出している気配があるので、これを枯らさないようにがんばります(笑)

2007年10月25日

●電車の内装が新しくなった!

国鉄車内

先日のカサブランカ出張からの戻りの折に電車を利用したところ、1等車両2車両のうち、1両分が新しい内装になっていました。ラッキーな事にその新しい車両に乗れた管理人。
ついついジロジロ車内を観察してしまいます。

車両番号と座席番号の兼ね合いの表示が分かりにくくなったんじゃないの、とか。
その頭の上の読書灯…にするつもりならしい穴にはどうやって電気が通るんだろう、とか。
こんなフカフカの絨毯にしちゃったせいでかなり開けにくいドアはそのままにするつもりなんだろうか、とか。
この布だと、メンテは革より大変じゃないのか?張り替えはどの程度でするもんなんだろうか、とか。

いろいろ考えてはしまいましたが、いや、見た目はきれいになりました!
(これでも)いかにも1等という雰囲気満点です。頭の所の出っ張りは、居眠りする時によりかかるのにもちょうど良し!
国鉄よ、どうやらやる気あるじゃないか…と、思っていたら、電車は突然、マラケシュの手前の駅で動かなくなってしまったのでした。「電車を降りて押したら動くかねぇ」などとのんきな話をしながら待つ事30分。

ついに同じコンパートメントの、フランス在住モロッコ人医師が「なんてサービスなんだ!」と、怒り出すと、モロッコ在住のフランス人社長が「そんなもんですよ。それがモロッコ。怒っても仕方ないですから、そのまま待てばいいんです。なんとかなりますよ」とたしなめているではありませんか。
やれやれ。どっちがモロッコ人?(笑)

ようやく動き出した電車は、結局1時間遅れくらいでマラケシュに「無事」到着。
もうすぐに、空港より立派かもしれない鉄道駅が、完成予定です。

2007年10月05日

●男しかいない村?!

男だけのスーク!

ウルルンのロケハンで出かけたタフラウト訪問の帰り道。
小さな別な村に行かなくてはならなくて、地図に道が書いていないようなエリアに突入してしまいました。
道そのものは舗装されているけれども、どっちへ向かうとどちら方面に行けるのか、案内が悪くてまるでわからず。地図上にある、大きな道をたどって行けば、おそらく1時間くらいでたどりつくはず、、、だったのですが、なんとそこまで結局車で3時間も!
おまけに厳しい山道だったので、さすがの私も吐き気に耐えられなくなって来た頃、ようやく目当ての村の近くにたどりついたのでした。

その村は、ちょうど日曜日がスーク。
田舎のスークほど、そのエリアの文化が見られる場所もないので、管理人、吐き気なんてどこへやら、さっそく下車して内容チェック。すると……

続きを読む "男しかいない村?!"

2007年08月05日

●エッサウィラ&シディ・カウキ

シディ・カウキのマラブー

マラケシュがあまりにも暑いので、ちょっとエッサウィラにお出かけ。
…といっても実は寒いのが好きじゃない管理人は、夏のエッサウィラの寒さはちょっと苦手。おまけに、なぜかガイジンもモロッコ人もモロッコ人ツーリストも英語をしゃべる人ばっかりが多いその雰囲気も、なんだか気取っているような気がしてあまり好きじゃないので、お魚屋台のシャコが食べたいという誘惑以外に、あまりエッサウィラに進んで魅力を感じないのでありました。

だからもちろん、夏の海岸!といったら管理人的にはちょっとアガディール寄りに進んだ所にある「シディ・カウキ」のビーチがお気に入り。エッサウィラは、いわゆるマイクロクライメイト(極地気候)と呼ばれるように、ほぼ常に風が強くて比較的寒いのですが、このシディ・カウキには普通の夏があります。
また、エッサウィラの海岸のように、イモ洗い状態で人がいない、というのもポイントでしょう。

この日の気温差では、エッサウィラが30度、シディ・カウキが41度。
なんと10kmくらいの距離で、11度も気温が違うのです!
モロッコの海は、寒流の影響でどこも水がかなり冷たいのですが、さすがにとても暑いので、水から出てくるとその暑さがとても心地よい!
気合いを入れて冷水の中に体を沈めて、ちょっと脂肪を燃焼させて…というつもりなのですが、残念ながら効果は今のところ不明です(笑)

もっとも、シディ・カウキの難点は、車がないと行けないところ、そしてレストラン等の数がエッサウィラに比べたらもちろん少ない所。
けれども、特に夕方、写真のマラブーの建物が夕日でピンク色に染まる頃の静かな海岸はとってもロマンチック。あまり人がたくさんいる所は好きでない、という方には、ぜひのんびりしていただきたいビーチです。

2007年07月01日

●タフラウト再訪

道中の村

仕事の都合で久々にやってきたタフロウト。
この街は、モロッコの中でもぜひゆっくり歩いて近郊をいろいろ訪ねてみたいと思いつつ、未だにそのチャンスが訪れていない街なので、来るたびに、「ああ、また今回もだめだったか!」と、少し悔しい管理人。ホイホイ来られるような位置&道ではないというところが、気分的にもこの街を遠ざけてしまっているかもしれません。

アイト・バハからクネクネと続く崖道をようやく通り抜けて街の中に入った後は、もうひとがんばりしてペイントされた岩の所まで延長ドライブ。きれいなオレンジ色に染まった岩と、その背後の嘘みたいな青い空のコントラストは、夕方ならではのお楽しみ。

続きを読む "タフラウト再訪"