●旅行博2008

昨年に続き、今年も参加した旅行博。
去年さんざん国の観光局の人とも、「来年はもっといろいろやろう!お茶も出して、ミュージシャンも呼んで…」なんて話していたので、ちょっと期待していたものの、結果はコレ。
去年よりさらにダウングレードして参上。
モロッコはアフリカのカテゴリーに入れられているんですが、イヤハヤ、豪華絢爛のアラブチームの横になぞならんでいなくて良かったねと言う他ないありさまです。
かすかにモロッコっぽさを感じさせたソファーセットなど、去年の撤収の時に本国から予算が出ているとは聞いてないし、責任者はもう帰ってしまったしで廃棄も撤収もできないと言われていたものを、私が『自腹で』無理矢理大使館に引き取ってもらったものを使っている始末。
コラコラ、もったいない根性で私が万を越える宅急便代出していなかったら何を使ったんですかあなたたちは。パイプ椅子だけとは言わないでしょうね?!という感じです。
そんなモロッコのご近所はといえば…

お隣は去年もお隣だったチュニジア。旅行業界のプロの方と話をしていると、誰しも「デスティネーションとしての魅力は絶対モロッコの方が上ですよ!断然面白い。」なんておっしゃって下さるのに、プレゼンテーションでは完全に負け。

こちらもまたご近所のボツワナ&ルワンダ。
そもそも東アフリカからスタートした私のアフリカ歴ですから、その近郊の国を悪く言うつもりもありませんが、はっきり言って、「観光」のプレゼンテーションでボツワナとルワンダにこれだけ負けてどうするんですか?!いったいボツワナとルワンダに、年間何人の日本人が旅行してるというんです!
仮にも2010年には年間1000万人の旅客を迎えたいという目標に向かっている国がやる事ですかねこのプレゼンテーションは。
行ってみたいと思う気持ち、ゼロですよゼロ。こんなんじゃ。
国として観光分野への投資も誘致しているというのに、この分野への投資家をナメとんのかゴラァ、とでも言いたくなります。
それでも、そんなブースにやってきて「あ!モロッコ!」「モロッコとっても楽しかったわ」と言って立ち寄って下さったお客様にも申し訳なくてナミダちょちょぎれちゃいます。。。
正直なところ、私のホームページや旅行会社のお客様は個人のお客様。
だから「モロッコって、ちょっと行ってみたいと思うのよね」と思って下さる一人一人が、旅行会社の方よりもずっと大事です。
そして、そういう方に、モロッコってやっぱり良さそう、とますます思っていただく事が、結局は誰のメリットにもなる事ですから、自分の会社そっちのけで「モロッコ良いトコ一度はおいで」なPRを展開させていただいているのですが、それが君らの仕事だろう!!と、特に本国からやってきた役人には言ってやりたい!(…いや、もちろんはっきり言ってるんですけどね。)
旅行会社にいくらPRしたって、いくらお願いしますって言ったって、旅行会社のお客様であるところの一人一人のお客様の方にモロッコの良さをPRしなくっちゃ君たち意味がないっていう事にいつになったら気がつくんだぁ!
新しく就任した観光局長など、モロッコブースにいた時間1分未満状態。
その後は、娘のためのお土産購入と、首都観光でお国に帰っていったとか。
モロッコよ、二言目には「予算が無い」とか言うヒマがあったら、そういう役人をどうせビジネスクラスで日本によこす予算をPRに回せというんじゃ、という感じです。
同時期にパリであった同じようなイベントに参加していたダンナによると、どうやらこの冬にもモロッコの観光大臣が日本を訪問する可能性があるのだとか。
せいぜいこの「(やや過剰な)サービスの国」からいろいろ学んでいただきたいものです…。
ちょっとだけ現場の担当モロッコ人をフォローするとしたら、実は中国であったこの種のイベントのモロッコブースはとても立派だったんだそうです。
それを日本でも使おうと思っていたものの、移動のための許可が本国から下りなかったためにこうなった、、、んだそうです。
いや…景気良くモロッコ批判してしまいましたが、そう、日本ももはや国際的にはどんどんどんどん中国とか韓国の下に置かれている立場です。
これまた悲しい結末になってしまいますが、資源に恵まれず、外交等の国際的おつきあいにも弱い我が国が「カネの無い日本」になってしまったら、本当に誰も興味など持たなくなってしまうでしょう。
そうなる前に、なんとか国際社会の表舞台で「日本でございます!」と言えるだけの経済力と存在感を持てるように国に期待すると同時に、小さな国民代表として、日本人はショボくないぞ!というのを地道にアピールしたいと思う管理人であります。
まぁ、それが良いか悪いかは別にして。