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2008年03月27日

●我が家のテレビは韓国製

最近、日本の携帯電話関連の事業が動き出したというようなニュースをネットで目にしました。
海外に暮らしている日本人にしてみれば、「ようやく?!」の感。
日本では当然にように売れないので見かけない各種韓国メーカーの電化製品ですが、一歩海外に出れば、各国の空港などの電子掲示板が、韓国製である事が非常に多いのが良くわかります。

そして、電化製品量販店などでも、日本のメーカーはソニーのテレビがあるくらいですが、韓国メーカーは家電一般のいろいろな所にその名前を見かけ、知名度の点では、ソニー以外の日本メーカーが韓国メーカーを追い抜くのにも時間がかかるだろうというくらい。

電化製品大国ニッポン、として、自分が作っているわけではないけれども、多少なりともどこかに誇りを持っている日本人のはしくれとしては、もう焦りを感じる、というレベルではありません。
正直「ヤバいぞ、ニッポン!」!

商品が流通していないというだけならまだしも、ソニーのテレビが、韓国製の最新デザインのテレビのお隣で、見慣れた古いデザインのまま、チープな印象のプラスチックの外観で並んでいて韓国製よりも高い値段をつけていたりすると、もう泣きたくなります。
しかも映像も、韓国製より値段なりに良いかというと、そうでもないという所もポイント。

テレビの機能の違いを見せるべく、色とりどりの画像を見せて行くソニー製の機械がそれらのテレビにつながって、ソニーの製品が、もはや世界が持つ「最先端、最高技術、高品質」というようなイメージに追い付いていないことを自ら証明してしまっているような形になってしまうのが、さらに哀れさをそそります。

携帯電話も、小さな物に最高の技術を詰め込むという日本の技を活かせる大きな市場なのに、通信方式が違うからなのかなぜなのか、もはや「0円」なんていう形で勝負をかけるしかないような日本の小さな市場にしがみついたまま、ビンボー人でもできる小さな贅沢として、「ちょっと高くても、カッコイイ携帯が欲しい」という、中国やインド、中東などの発達中の大市場の動きを無視して過ごしてはや数年。

携帯電話市場でも、日本は韓国製品に大きく水をあけられています。
日本の厳しい市場で、これだけ価格競争してきた日本が、世界の市場に出て行けない理由がどこにあるのでしょう?
日本製の携帯電話なんて、ごくたまーーーにダサダサの物を見かける事しかないこちらでは、日本のやる気のなさにがっかりしてしまいます。

サービスも物流も、飽和状態の日本市場。
様々な分野で頭打ち現象が出て来てしまっても仕方ありません。
この状況から脱出するには、もはや世界に目を向けるしか無いのはシロウトにも分かる事ですが、マーケティングや市場動向の調査にも大金をかけることができたはずの日本企業が、どうしてここまで出遅れてしまったのか…。

ガンバレ!日本!
目はとにかく大きく見開いて、現状を受け入れ、それを乗り越えていけ!…という願いを込めて、我が家の居間には、今Samusungのテレビが鎮座しています。
細かい所にある工夫、商品の質。いずれもとても満足です。
ついでにそろそろ、会社向けにはHyundaiの自動車を買おうかと思っているくらい、韓国陣のがんばりと、市場のニーズの動向への反応の良さに、個人的に関心しています。

日本のメーカー様、でもそれは、ライバル・あっぱれと思う反面、悔しいのです。
私はやっぱり、日本人の一人として日本市場に貢献したい。
いえ、させてください!
でも、今ある製品をそのまま買う事は、Made in Japanの名前に甘えて、テキトーに作るだけ作ってみました、みたいな商品を買う事は、自分たちを甘やかすような気がして買えないのです。
かつてのように、圧倒的な存在感で、どの商品と比較しても、デザイン、質の部分では「やっぱり日本よね」と言わせる工夫と、高い目的意識をこそ買わせてほしいっ!!

そして日本でお仕事をしていらっしゃる皆さん。
この閉塞感のある日本でお仕事をするのはとても大変だし、自分自身の目的意識を高く持つ事もとても大変でしょう。けれども、皆さんの日々の小さな努力こそが、日本を支えているのだと、遠くにいるからこそ良くわかります。

私のしている事なんか…と思わずに、誇りを持って下さい!
それがどんな単純作業でも、言われた事ができる、マニュアル通りに出来るということも、本当にすごい事です!

私は今、そんな皆さんの大いなるリフレッシュである「旅」という時間の中で、皆さんが少しでも元気になれるように、というところで努力するのがお仕事。
日本で、皆さんと同じように、苦しんでいる「私たちの国」のために力を尽くせないのが残念ですが、今できる事の中から、自分の子供たちの時代にも、日本が誇りに思える国として世界に輝いていることができるように、それぞれの場所で、それぞれにがんばりましょう!&がんばれるといいですね!