●お祭り選挙!

9月7日は4年ぶりの国政選挙の日でした。
投票前日には、最後の宣伝!とばかりにいろいろな所で各政党のグループがビラを撒いて歩き、その後にはビラの雪がつもっている…という具合。この光景は、4年前も、そして今年も変わりませんでした。
日本では私企業と政治家との癒着とか、選挙が企業とからんだりしないようにかなり注意が払われますが、こちらはそんな事おかまいまし!(苦笑)
企業のロゴのついた車に政治家の写真をくっつけて街を回ったりなんてフツー。
選挙前に、突然「ここを直してほしかったんだよね〜」みたいな工事が行われたり、突然小学校に学用品の寄付が行われたりと、けっこうあからさまです(苦笑)
結局今年の選挙の投票率は35%程度で、前回よりも下がっていたとか。
論評によると、今回の選挙では、あまりお金をばらまくような行為のないように、というようなおふれがあったらしく、そのせいで一般の人の関心が下がったのではないかという説アリだったり、市井の人に言わせると「投票したってロクな人物じゃないし、投票したいような人はいないし」というリアクションだったり…。
違うよ!そんなこと言っているからいろいろな国で極右勢力とか宗教勢力が伸びちゃうんじゃないか!選挙に行け!と説教していた私ですが、選挙結果を聞く中で、どことは言いませんが、例えばトリックをつかってツーリストを信用させて結局絨毯を売りつける…という事で有名…と言われる土産やのオーナーが当選してたり、あの人はドラッグの売買で金儲けしてて有名…と言われる金持ちが当選していたり、選挙前に突然現れて効果的にお金をばらまいていった人物が当選していたりと、まだまだ社会が小さくて、「○○さんって実は…」という噂がすぐに広まってしまう社会においては、選挙結果はやはり多くの人にとって、「やっぱり金かよ」と思わざるを得ない結果も少なくないのかもしれません。
最近いろいろな所で変化が出て来ているモロッコですが、このビミョーな民主主義(金権主義?)は今後この国にどんな変化を与えて行くんでしょうか。
船頭多くして船山に登る…ってなコトにならないといいなぁと思うんですが、そもそも遊牧民の国だけに、羊飼いは一人の方が君たちには合っているかもしれないよ〜、なんてつい思ったりしてしまいます(笑)


