●新しいハリーラ?

この冬、バブドゥカラモスク付近で、夕食にありつけなさそうな雰囲気で仕事をしていた時のこと。
モロッコ人と待ち合わせをすると、ちょっと腹ごなしに、と、近くにあった食堂につれて行ってくれました。そこで出て来たのが、このなんともアヤしい緑色のスープ。
かれこれ13年もモロッコと関わり、地図にもない道を歩き、山奥の村を訪ねたりしている管理人ですが、なんとこんな身近でまだ見た事のないものに出会うとは!
まだまだ知らない事がきっとたくさん詰まっているだろうと思うと、ついつい休みも国内旅行に精を出してしまいます。
さて、このアヤしい緑のスープはイルランといい、どうやらマラケシュでもこの店くらいしか出していない様子。マラケシュっ子の友人に「新しいスープに出会って、こんなのだった」というと、「ああ、バブドゥカラの方のやつじゃない?」と、ズバリご名答。
そもそもモロッコのもの、というわけではなく、どうやらアフリカが原産のシロモノのようです。
見た目はまるでコンニャクを緑色にしてドロドロにしたような感じで、ちょっとぷるぷる。
でも、食感は軽く粘り気のある系のおイモ程度の感じで、おなかにもたまります。
味も食べられない、という種類のものではなくて、普通においしくいただく事ができました。
一般的なハリーラといえば、赤色のトマト味か、白色の淡白な麦ハリーラのいずれかですが、こんなのもあるんですね。高級レストランのメニューの方が、どちらかというとパターン化してきてしまっていてつまらないモロッコですが、庶民の味はなかなか奥が深い!
今度はどこの街で、どんなオイシイに出会えるのか楽しみです。