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2007年07月01日

●タフラウト再訪

道中の村

仕事の都合で久々にやってきたタフロウト。
この街は、モロッコの中でもぜひゆっくり歩いて近郊をいろいろ訪ねてみたいと思いつつ、未だにそのチャンスが訪れていない街なので、来るたびに、「ああ、また今回もだめだったか!」と、少し悔しい管理人。ホイホイ来られるような位置&道ではないというところが、気分的にもこの街を遠ざけてしまっているかもしれません。

アイト・バハからクネクネと続く崖道をようやく通り抜けて街の中に入った後は、もうひとがんばりしてペイントされた岩の所まで延長ドライブ。きれいなオレンジ色に染まった岩と、その背後の嘘みたいな青い空のコントラストは、夕方ならではのお楽しみ。

タフロウトの街近く

タフロウトを過ぎると、まるでモロッコ人の口元の、抜けそうな歯みたいな不思議な形をした岩がそこら中にひょこひょこと立っていて、いつ見ても不思議。巨大なビー玉のような岩は、あまりにも大きすぎて、いまいちスケールをつかめず、近くに立っている家の方がミニチュアに見えてしまいます。
ダーデス谷の「アトラスの内蔵」もすごいけれど、こちらの岩はまたこちらの岩で、何度見てもどうしてこんな形になったのかと、問わずにはいられません。

タフラウトのブルー・ロック

舗装道路から未舗装道路に抜けた後、ようやく車を止めてブルー・ロックへ。
私たち以外に誰もいない夕方の荒れ地では、風が耳の横を通り抜けていく音と、生き物の存在を見つけるとどこからともなく飛んでくるハエの、まとわりつくような羽音だけが聞こえてくる。

この静寂!
ちょっと地球離れしたこの風景にからみついた静寂は、砂だけ、という風景が逆にいろいろな事を思い起こさせてしまう砂漠よりも、静かかもしれないと思うのでした。
仕事ではあったけれども、きれいな夕日に一息ついて再び街へ。

最初のマグリブ(日没時)のアザーンが、山間のこの村であちこちの岩にあたってこだましている様子は、またさらにこの街の静寂を際立たせているようでもありました。

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