2007年06月21日

●モロッコ人じゃないよねぇ??

モロッコはまだまだ小さいうちから仕事をしているような子供も街中にたくさん。
応援の気持ちをこめて、できるだけアラビア語で話をするようにしている管理人ですが、そうして話をはじめると、子供達はみなけっこう目を丸くして、「なんだ、アラビア語しゃべれるんだ!」といって何やらかにやら話してくるのですが、その中でもおかしいのが、「でも…あの…、モロッコ人じゃないよね?」という質問。

どう見てもアジア顔の私ですが、子供達にとっては、「もしかしたらこんな顔のモロッコ人もいるのかもしれないよ?ぼくの知らない所で。」という感じなのかもしれないと思うと、なんだかさらにカワイく思えてしまうのでした。
「違うよ。日本人だよ」というと、「そうだよね!そうかぁ。日本人かぁ」という感じで一安心するようです。

もっとも、この「もしかしてこの人もモロッコ人かもしれないよ?」という疑問は、それはそれで子供らしくてかわいらしいのですが、オドロキなのが、既に何人か出会った事のあるモロッコ人の不思議なオバちゃん。
その不思議なオバちゃんは、他に何人も人が歩いているというのに、なぜかガイジンの私を捕まえて、道を聞くのです!(でも、それはモロッコだけの出来事ではないので、私は道を聞かれやすい体質なのかも?)

ちょ、ちょっと待って。私はガイジンで、ツーリストかもしれないし、アラビア語で何を言っているのか分からないかもしれないよ?それに運良くアラビア語が通じても、その街角で生まれ育ったモロッコ人じゃないんだから、道とかあんまり詳しくないかもしれないよ?

いえいえ。
オバちゃんたちは、そんな事にはおかまいなし。
「スマヒリーヤ」と、ガイジンをつかまえては、今日もどこかで道を聞く。

毎回なぜ自分が選ばれたのかかなりナゾなのですが、それがもしも、「モロッコ人じゃない人だったら、いいかげんな事を言わないできちんと教えてくれるかも?」と思ってたりするのだったら面白いかもしれないなぁと思いつつ、ガイジンとしてはやっぱり、はっきりと「それは私には分かりません」と言うのでありました。

もしもそこで、「えーっと、あっちの方だったと…思う。」なんて言い出すようになる日が来たら、きっと私は子供達の疑問にも、「あらいやだ!私モロッコ人よ!」なんて答えて、いぢめてしまうのかもしれませんね(笑)

2007年06月18日

●エッサウィラの楽しみかた?

揚げたて1丁!

先日、さすがフランス(フレンチスクールなので)…というか、さすがモロッコというか、なぜか休みばかりな子供と二人でエッサウィラへ。

ぢつを言うと、旅行気分を味わいたいときに、モロッコ人がいるのはときどきちょっとNGだったりして。
家族全員揃っていると、それはそれで楽しいんですが、モロッコ人的に「これが食べたい」とか「こういう所でこういうふうにするのは恥ずかしい」とか、そういうのに合わせていると、自分がやりたい事というのが全然実現できなくなってしまったりするので、たまには女友達だけで、とか、親子だけで、とか、そんな風にしてツーリスト気分を味わっている管理人です。

モロッコ人がいると何がだめって?

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2007年06月17日

●くだもののおいしい季節

きれいないちぢく

6月に入ってようやく”夏本番”の兆しの出て来たモロッコ。それでもこのところのマラケシュは、夜になると半袖ではちょっと寒いくらいなので、例年よりずっと寒いのです。
世界的な異常気象は、今年はマラケシュに「夏なのにちょっと涼しい」というオマケをくれましたが、アトラスを越えて南の方は、どうやら順調に暑いようです(笑)

さて、そんな季節のお楽しみといえば、フルーツ!
この時期のモロッコはフルーツ天国。巨大なスイカやあま〜いメロン、ブドウにいちぢく、様々な種類の桃など、野菜よりフルーツの種類の方が多いのではないかというくらい。

その中でもお気に入りは、実はモロッコに来て人生ではじめて食べたいちぢく。
触るとへっこんでしまうくらいやわらかいのが食べてもおいしいやつなので、ちょっと見た目は悪いかも?なんていうくらいがちょうどいいのです。今回のはちょうど入りたてだったので、ちょっとまだ固かったかな?
このところ真っ赤なさくらんぼも季節を迎えているのですが、残念ながら桜が満開の所はまだ見た事がない管理人でした。
来年こそ、イムリルあたりにお花見に出かけたい!

2007年06月02日

●定価販売とマラケシュ

本日20日ぶりくらいにフナ広場方面にお出かけ。
タクシーでもほんの5、6分な所なのに、結局そうそう滅多に出かけるものではありません。
私の地元は横浜ですが、中華街で食事をした事なんて、人生30ン年で10回もないくらいですから、フナ広場に20日くらい出かけなくてもきっと普通でしょう(笑)

さて、ところが久しぶりにメディナを歩くと、何かいつもと様子が違うのです。
おや??
なぜか商品に定価がある店が増えている。
いや、増えている、じゃなくて、これはもはや「どの店も」というレベルでは?!

おかしいと思って友達の店員さんに、「ついにモロッコ人も値段交渉めんどくさくなったの?!」と聞くと、「違うよ〜。役人がさ、定価を書けって言うから書く事になったんだよ」とのこと。
日本帰国前にはそんなことはなかったので聞いてみると、やはりこの2週間とか20日くらいの間の出来事とか。

もっとも、定価があって便利になったかというと、モノの値段はだいたい頭に入っていたはずの私には逆効果。目の前にある価格に惑わされてしまって、一体それをいくらで買っていたのかなかなか思い出せないのです…。
雑貨屋さんたちとちがって、20日一度くらいしかメディナに登場しないし、そう滅多に買い物もしないので当然といえば当然なのですが。

それにしてもその定価のフダを見ていると、そのお店の傾向が一目瞭然。
実直な商売をしている店もあれば、高めの販売をしている店も。
けれどもこうして強制的に定価を表示する事になったら、お互いの店がその札をチェックしあって安くなったり…は、しないんだろうなぁ。モロッコの場合。
むしろ談合なんてしなくても、みんな申し合わせたように同じ値段にするのがモロッコ式だとふんでます(笑)

そして私はといえば、「ちょっと欲しかったかも」と思っていたモノの定価が予想以上に高く、そこから値段交渉をする元気さえなくなってしまったので、少なくとも一時的には、販売量が落ちるのではないかな?と思ってみたりしています。
そしてその販売量が落ちたのを見て、あるいはモロッコ人のオバちゃんたちに「なめてんのか?!」と怒られたあげくに、だんだん値札の数字を下げる事で対応していく事になるんでしょうか。
それとも、値段の目安さえ思いつかないツーリストの助けになって、逆に販売量は上がるんでしょうか?

さて、この官製定価販売計画、どちらに転ぶのか。
今後ちょっと楽しみです。

●がんばれ日本!

このところの日本帰国時のお楽しみといえばやっぱりお買い物。
それはなぜかといえば、海外にいる事で、いかに日本の製品の質が良く、かつ価格が低いかということを身にしみて味わっているから。だいたい2回も洗濯したらヨレヨレになっちゃうTシャツ4000円とか、3回履いたらゴムがのびのびの靴下1足700円って、もう一体どういう事?!
いや皆さん、今お買い物するなら絶対日本!(笑)
質よし・品よし・値段よし!海外なんかに出かけている場合じゃありません。

外国生活をしていると、このように、なんだってこんなモンにこんな高い金を払わなくちゃいけないんだ?!というのが本当にあふれています。(この他にも、プラスチックが異様に高いとか、文房具用品が高いとかトイレットペーパーが高いとか。)
そういうのを見ていると、「それは良識的に出来ない事」と、サービス残業で自分の給料を削って低価格を生み出している律儀な日本人の事が、本当に悲しく思えてきます。安くて当たり前で、本当になんでもない物だけれども、こんなに良いのだから、もっと高くしてもいいのに!というくらい。
(だいたいヨーロッパ人なんて、ぜんぜん働かないくせに給料高すぎ。もっとも、そのヨーロッパ人が自分たちを高く評価しすぎているのか、日本人が自分たちを低く評価しすぎているのかは不明ですが)

なんでもない物だけれども、例えばナプキンとかおむつとか、ファイルとか、紙とか、本当に安くてモノが良い。
デフレ経済で安くて良い事に慣れてしまった日本人を相手にこれ以上売り上げを増やすのはきっとなかなか難しいけれども、今時世界には良い物にはカネを出す階層がどんどん増殖しています。
せっかく円安なのだから、狭くて成熟しきり、もはやいらないかもしれないような細かい差別をしないと製品が売れないような日本を飛び出して、外国市場にもっと目を向ければいいのにっ!!…と、海外在住日本人として、はがゆいったりゃありゃしません。

日本人自身日本製品は高いと思いがちですが、できあがりの品質の良さに比べたら、むしろ安いくらいでしょう。がんばれ日本!モノはそろった。後は打って出るだけだぞ!!
…と、日本をものすごく応援している気分な最近の私なのでした。