●モロッコ人じゃないよねぇ??
モロッコはまだまだ小さいうちから仕事をしているような子供も街中にたくさん。
応援の気持ちをこめて、できるだけアラビア語で話をするようにしている管理人ですが、そうして話をはじめると、子供達はみなけっこう目を丸くして、「なんだ、アラビア語しゃべれるんだ!」といって何やらかにやら話してくるのですが、その中でもおかしいのが、「でも…あの…、モロッコ人じゃないよね?」という質問。
どう見てもアジア顔の私ですが、子供達にとっては、「もしかしたらこんな顔のモロッコ人もいるのかもしれないよ?ぼくの知らない所で。」という感じなのかもしれないと思うと、なんだかさらにカワイく思えてしまうのでした。
「違うよ。日本人だよ」というと、「そうだよね!そうかぁ。日本人かぁ」という感じで一安心するようです。
もっとも、この「もしかしてこの人もモロッコ人かもしれないよ?」という疑問は、それはそれで子供らしくてかわいらしいのですが、オドロキなのが、既に何人か出会った事のあるモロッコ人の不思議なオバちゃん。
その不思議なオバちゃんは、他に何人も人が歩いているというのに、なぜかガイジンの私を捕まえて、道を聞くのです!(でも、それはモロッコだけの出来事ではないので、私は道を聞かれやすい体質なのかも?)
ちょ、ちょっと待って。私はガイジンで、ツーリストかもしれないし、アラビア語で何を言っているのか分からないかもしれないよ?それに運良くアラビア語が通じても、その街角で生まれ育ったモロッコ人じゃないんだから、道とかあんまり詳しくないかもしれないよ?
いえいえ。
オバちゃんたちは、そんな事にはおかまいなし。
「スマヒリーヤ」と、ガイジンをつかまえては、今日もどこかで道を聞く。
毎回なぜ自分が選ばれたのかかなりナゾなのですが、それがもしも、「モロッコ人じゃない人だったら、いいかげんな事を言わないできちんと教えてくれるかも?」と思ってたりするのだったら面白いかもしれないなぁと思いつつ、ガイジンとしてはやっぱり、はっきりと「それは私には分かりません」と言うのでありました。
もしもそこで、「えーっと、あっちの方だったと…思う。」なんて言い出すようになる日が来たら、きっと私は子供達の疑問にも、「あらいやだ!私モロッコ人よ!」なんて答えて、いぢめてしまうのかもしれませんね(笑)

