●エキストラの仕事
先日、マラケシュに3つある日本食が食べられるレストランのうちの一つ、「COSY BAR」のシェフに声をかけていただいて、オランダのテレビドラマでエキストラの仕事をしてきました。
恐怖!(笑)「フナ広場ロケ」を敢行するこの人たちが、いったいどのように現場を管理するのか。
現地スタッフはどのように動くのか、警察の対応はどうか、機材はどうか…といったようなコトについて、いつそのテの仕事がやってきても良いように、偵察をする機会があればなぁと思っていたので、願ったりかなったり。
ドキュメンタリーの現場管理とは大分違うはずなので、ぜひチェックしておきたかったのでした。
当日は、「赤・白・黒以外の服でツーリストっぽく。カメラ必携」というリクエストに応えた装いでいざ出発。
朝7時に現場に集合して、実際に撮影がスタートしたのは1時間後くらい。
まだまだお掃除中、みたいな早朝のフナ広場に、いくつかのシーンの画角分だけフナ広場のにぎわいを作り出すのですが、なんとそれだけのために、エキストラ総勢50名くらいいるではありませんか!
アクロバット芸人やストーリーテラー、ヘンナおばさんたち、なんちゃってミニ屋台なんかもそろえて、広場の雑踏の中を行く主人公達…。
女性監督がモニターを見つめる中、現場監督がオランダ語で「アクシ!(アクション)」と叫ぶのが、何度聞いてもおかしかった私でした。
「テイク○○」という言い方は、オランダでも同じなんだというのも、当たり前ながら面白かったです。
こういうメディアの仕事というのは裏側を見てびっくり。
本当に「これだけ?!」というようななんでもないごく普通のシーンを、さもなんでもなかったようにごく普通に写す事のために、これだけの手間がかかるんですから!
いやはや、ドラマもうかうかと見ていられません。
昨年、実はとある日本映画のロケの一部分をモロッコで…というお話があったのですが、予算の関係で結局お流れに。ずーっと昔に、日本のドラマの撮影がモロッコであった事があるらしいですが、モロッコの注目度も上がって来ている今日このごろ。
ぜひともドラマとか映画とかでも、盛り上げてもらいたいものです。
…まぁ、予算がどのくらいかかるかという話は別にして(笑)
ところで、モロッコ在住の日本人の方で、こうした機会に自分もチャレンジしてみたい、という方がいらっしゃいましたら、お気軽に管理人までご一報下さい。またそんな話がやって来た時に、ご連絡させていただきます。
コメント
yama-san、この前はどうも!初めてコメントしま~す。その昔の日本のドラマって、よく知ってるドラマ班です。その後何度かお仕事をさせていただいたのですが、モロッコ好きの私は当時の撮影話をよく聞いていました。総勢何十人で1ヶ月以上の長丁場のロケ、道の悪いメディナへの大量の機材の持ち込み、相当大変だったのだけど、みなさん口を揃えて「又行きたい」とモロッコを絶賛していましたよ。今の日本はドラマ人気が低迷中なので、そんな大掛かりな海外ロケなんて難しいのでしょうが、、、。是非日本映画を撮ってほしいものですね。
Posted by: Fatima | 2007年05月25日 23:03
fatimaさん
コメントどうもありがとうございま〜す!
海外ロケで1ヶ月ですか!すごいですね…。本当にお金があるように見えてぜんぜんないような最近の日本では、きっとそんな撮影もう絶対にしてもらえないでしょうね。
でも、仮にできたとして今やったら本当に大変な事になりそう(笑)
なにしろもうみんなハリウッド慣れしてるし、ヨーロッパ人が撮影に使う金額が半端じゃないので…。ヨーロッパ人といっしょに働くと、彼等は1時間や1日、そして私の仕事の価値をこんなふうに見積もってくれるのね、って感激してしまいます。
私の仕事ぶりを見ているヨーロッパ人の友達には、きっと私はすごいお金持ちに見えるだろうなぁ(苦笑)同じ仕事をヨーロッパ人とするのに比べて、給料低すぎだぞ日本人!(苦笑)
なんだか日本人は自分たちの価値を低く見積もりすぎたと思うのは私だけでしょうか?
Posted by: yama-san | 2007年05月30日 09:18