« 年度末を過ぎて | メイン | 高速道路開通 »

2007年04月15日

●バブルなモロッコ

モロッコにいらっしゃる方々の多くは、まだまだモロッコをなんでも安い国、と思っておられるようなのですが、このところのモロッコ。そうでない事が多々あります。

モロッコでは最近外国からの投資金額も、大きな観光向けプロジェクトなど、数百億円単位。
特に不動産分野への投資が多く、マラケシュを中心に国を挙げての土地バブル。
マラケシュの目抜き通りにあるマンションの家賃など、モノによっては月20万円を越え、新しくできたショッピングエリアの上にあるマンションの最上階のお部屋などは、億を越える値段がついているとか。
この数年で3倍〜10倍というような具合で土地が値上がりし、マンションの1平米単価まで、1ヶ月で3千円くらい値上がりしたこともあるくらい。
こんな街で、庶民はどうやって暮らしているのだろうかと、かーなーり疑問に思う今日このごろ。

今日出かけたレストランの隣の席にも6人くらいのフランス人のおじ(い?)さん集団。
1○×ヘクタール、とか1平米いくら、とか、ずっと土地の話をしています。
結局どうやらプロジェクトの概要は、総額20億円程度の土地の事らしく、平米いくらでどのあたり、いや、先日知り合いがあのエリアに土地を…というような事でひたすら語り合っておりました。

その平米あたりいくら、というその価格も、おそらくなにもない土地を買うにしては高すぎる価格。(モロッコ的に)
フランス人的には、これから自分たちが開発して値段を上げようという土地に対してそのくらい払うのはソンでもナンでもないのかもしれませんが、モロッコ人にしてみれば「してやったり」というような金額を黙って(ばかりもいないでしょうけれども)払うのはやっぱり困りモノ。
ガイジンと見れば簡単に金を払う、ガイジンは高く買うんだからモロッコ人に売るなんてばかげている。
モロッコ人の間にそんな雰囲気を作りだし、本当にそれが必要な人たちに行き渡らず、それこそ巨大な「格差」を生み出す元凶になってしまう。

最近のモロッコには、そんなことかまいやせずに、「今のうちに」と一攫千金を狙うフランス人金持ちがうじょうじょ。この人達のイヤらしいことときたら極め付きで、モロッコなんて、未だにフランスの植民地だと思っているくらいの勢い。
ガイジンにしては珍しく?日本でも良く見かけるヴィトンやらヴェルサーチやらといったブランド類で身を固め、当然ベンツやBM、ポルシェの四駆を駆ってブイブイ言わせているわけですが、あまりにもイヤらしい人々が多く、人に会えば「どんな車に乗ってるのかしら?どこに住んでるのかしら?どんな服着てるのかしら?」という興味シンシンでかなり人のことを値踏みするのが当たり前。
そういう形でお金を使う事に興味ないのでいつも比較的オンボロなカッコな私など、「付き合っても意味のないアジア女」程度なんだろうなぁ。

そんな私の生活の中での数少ないフランス人の友達に「フランス人ってこんなに人種差別主義者で閉鎖的だったのね!もーサイアク!」とささやいてみたら、なんと
「私も同感!特にこのマラケシュのフランス人はおかしいわね。普通じゃない人が多いわよ。いつかモロッコが、フランス人は全員国から出て行けっていう事にしたらかなり清々するわ!もちろん了承するし、大賛成!」
ですって。

日本で言ったら、新興IT起業の社長さんとかそのお取り巻きみたいな人がうじゃうじゃいるような感じなんでしょうかやっぱり。そしたら私だって、「今のこの状況はおかしい。あの人たちには出ていってもらいたい」って言うかもしれないなぁ。
…などと思ってみたところで、不動産価格が下がるわけでも、ここマラケシュのフランス人が突然フレンドリーになるわけでもなく。

こんなお家に住めたらなぁ、と思って眺めるお宅はいずれも軽くン千万以上。
アフリカの国なんだから、1千万もあれば、小さなプールくらい付いているお家に住めるよな、なんて思っていた頃がなつかしい管理人でした。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mayoikata.com/blog/mt-tb.cgi/38

コメント

興味深いマラケシュの土地情報、有難うございます。

1956年にフランスから独立しても、やっぱり
フランスとは切っても切れない関係なんですよね!
フランス語も通じるし…(*´艸`)

5月7日から念願のマラケシュに行くので、
ちょっと勉強中で~す。
\(^_^=^_^)/ ヨロシク♪

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)