文化編05:モロッコ料理と作り方
トマトのハリーラ 地名の意味・由来


 
旅の情報編
文化編
旅の記憶編
生活情報編
リンク集
FAQ:よく頂く質問
シネマコレクション
ブックコレクション
おすすめレストラン
当サイトについて
管理人について
Traveler's cafe
旅する掲示板
マグレブ連絡帳
私のイチオシスポット
We love morocco
others
モロッコ雑貨
砂漠への旅
管理人にメール
チキンのブリワット


モロッコ版春巻き、という表現がいちばんぴったりかもしれないこの料理は、少々手間がかかるものの、食事の前のおつまみにぴったり。モロッコ料理を全く知らない方に食べてもらっても大好評の一品です。
モロッコでは、この皮に使う薄い生地を作るのが難しいため、これをゼロから作れる人はちょっと尊敬もの。
通常はスーパー等で売っている、円形のブリックと呼ばれるチュニジア料理用の皮を使いますが、日本では、春巻きの皮を使って作ります。

30コ分 作業時間約3時間

準備するもの:2〜3人分
中身の部分
・鶏肉 800g
 可能なら味の出る骨付き肉も入れて。
・生コリアンダーみじん切り
 約150cc分
・生パセリみじん切り 約25g
・にんにくみじん切り 2かけ分
・たまねぎ 中2.5コ
皮の部分
・春巻きの皮
 2パック(10枚入りのもの)
・小麦粉 小さじ2杯分くらい
必要なスパイス
・塩 小さじ1+1/2
・コンソメ 1個
・パウダーコショウ 小さじ1
・クミンパウダー 小さじ1
作り方
1 サラダオイルを鍋にしき、みじん切りにしたにんにくをいためる。

2 にんにくが軽くきつね色になったら、細かく刻んだたまねぎ(1コ分)を強火で透明になるくらいまで炒め、そこに皮を取って、大きめに切った(げんこつ半分くらい)鶏肉を入れて軽く火を通す。

3 肉に火が通ったら、コリアンダー、パセリ、塩、コショウ、クミン、など指定の材料を全て入れてまぜる。
全体がよく混ざったら肉がひたひたにかぶるくらいまで水を入れて、コンソメキューブを加え、中火に落として肉がやわらかく崩れるようになるまで煮込む。(30〜40分)

4 この間に、たまねぎ1.5コ分については、バターでアメ色になるまでいため、食べておいしい程度の塩味をつけておきます。

5 鶏肉がおはしでほぐせる程度になったら火を止め、中身をざるにあけ、肉と具材をボウルにうつします。煮込んでいた時のスープはカップ1杯ほどもあれば、あとは不要ですので、もったいないですが、捨ててしまってOK。

6 鶏肉が触れるくらいに冷めたら、肉を繊維にそってほぐし、ほぐし終えたら全体にハサミを入れてさらに細かくします。ハサミを入れた後、別に作ったアメ色たまねぎを混ぜ込みます。この時、全体がぱさぱさしすぎているようならスープの残りを入れて肉をしっとりさせて、味をととのえます。(べちゃべちゃになりすぎないように注意)

7 春巻きの皮は、まず正方形を3等分し、3等分したものを2枚ずつつないで、長い帯状の皮を制作します。皮をつなぐ時は、小麦粉を水で溶いた物でつなぎます。

8 皮ができたら、そのはじっこに具材を三角にととのえてのせ、はちまきを巻くような要領で、三角型に巻き上げていきます。

9 三角が仕上がったら端を本体にしっかり止めてできあがり。油でキツネ色になるまであげたらおしまいです。

ワンポイントメモ
できあがったものは、揚げる前の状態のものを冷凍庫で保存しておくことができますので、作り方がちょっと面倒な分、たくさん作っておいて、使いたい時に毎回油で揚げるようにすると便利です。
子供のおやつやお弁当の中身にも好評のアイテム。モロッコでは中身は鶏肉の他に牛肉でも作ったりすることがありますが、金銭的にも味的にも、牛より鶏の方がおいしかったので、とり肉でのステップの方をとりあげてみました。
 
トマトのハリーラ 地名の意味・由来

管理人は著作権を放棄しておりません。
情報の引用、転載、転用にあたっては必ず管理人yama-sanにご連絡下さい。
(c) yama-san all rights reserved